お役立ち情報

2026/09/11

用途別に水性(水系)塗料の種類を解説

水性塗料は、その環境への優しさと施工のしやすさから、多岐にわたる用途で活用されています。 以下に、水性塗料がどのような場面で使われているか、その特性とともに詳細に解説します。

塗料

水性塗料の種類

・水溶性

水にもある程度溶けるというのが水溶性です。 そのため、塗料もある程度水で伸びてくれますが、性能をフルに発揮するには専用溶剤が必要となります。 こちらの2種は一緒に専用溶剤も揃えておきましょう。


・エマルジョン系

水溶性よりも匂いが少なく、ほぼ無臭です。 塗料成分も水に近いものとなっており、水に完全に溶けます。 エアブラシ塗装は専用の溶剤があると便利ですが、筆塗りなら水だけで問題ないです。

水性塗料の用途

・家庭内装装飾

家庭内での壁紙や木材の塗装には、水性塗料が最適です。 VOCの放出が少なく、塗料特有の強い臭いがないため、室内での使用に適しています。 また、乾燥後の塗膜は耐水性があり、清掃も容易なため、キッチンやバスルームなどの湿気の多い場所にも適用されます。


・学校や病院などの公共施設

公共施設では、安全性が最優先されます。 水性塗料は非毒性であるため、子供や患者がいる環境でも安心して使用できます。 さらに、塗料の乾燥時間が短いため、施工後すぐに施設を利用できるという利点もあります。


・屋外の木工品

屋外で使用される木工品には、耐候性に優れた水性塗料が選ばれます。 紫外線や雨水に強い塗膜を形成し、木材を長期間保護します。 また、水性塗料は木材の呼吸を妨げず、自然な風合いを保ちます。


・自動車の補修

自動車の小さな傷や補修にも水性塗料が用いられます。 環境規制が厳しい自動車業界では、VOCの排出を抑えるために水性塗料が推奨されています。 塗装後の仕上がりも美しく、耐久性にも優れています。


・工芸品やホビー用品

模型や工芸品の塗装には、細かい作業が求められるため、水性塗料が適しています。 水性塗料は扱いやすく、乾燥も早いため、緻密な作業に最適です。 また、色の種類が豊富で、鮮やかな発色を実現します。


・金属製品

錆びにくい金属製品の塗装にも水性塗料が使用されます。 水性塗料は、金属表面に強固な塗膜を形成し、腐食から保護します。 さらに、金属の熱伝導性を損なわず、機能性を保持します。


・プラスチック製品

プラスチック製品にも水性塗料が適用されます。 プラスチック専用の水性塗料は、プラスチックの柔軟性を損なわず、耐摩耗性や耐候性を向上させます。


以上のように、水性塗料はその用途に応じて幅広い分野で利用されています。 環境への配慮と施工のしやすさを兼ね備えた水性塗料は、今後も多くの場面で重宝されることでしょう。 安全で環境に優しい水性塗料の選択は、持続可能な社会の実現に向けた一歩と言えます。


詳しくは以下のページをご覧ください!

https://heisei-industries.com/service/waste_paint/